【尿酸値が高い】マジで?中性脂肪と通風の意外な関係
検診の血中中性脂肪の数値が1000でした!
中性脂肪が高いと通風になるって本当?!
今回は、中性脂肪と通風の関係をしらべてみました。
中性脂肪が高いと通風になるのか
通風患者のうち半数以上が高中性脂肪血症を併発しているといわれています。
通風は大食漢の人やアルコールが好きな男性に多いのも特徴で、
これは高中性脂肪血症の人にもみられる共通点ですね(^^ゞ

しかしながら、中性脂肪が高い全ての人が尿酸値が高いわけではありません。
中性脂肪が高くても、通風になりやすいタイプと、なりにくいタイプがあるのです。
通風になりやすいタイプ
一般的に中性脂肪が高くなる原因は、食べ過ぎと運動不足によるものです。
余分なカロリーは、肝臓・皮下脂肪・内臓脂肪などに蓄えられますが、
脂肪の蓄えられ方によって「皮下脂肪型」「内臓脂肪型」に分けられます。

それで、通風になりやすいのは「内蔵脂肪型」の人です。
外見では太っていないよう見えていても、内臓脂肪がコッテリとついているので、
別名「隠れ肥満」とも呼ばれています(^^ゞ
内臓脂肪と通風の関係
中性脂肪とは、糖の1種であるグリセロールと3つの脂肪酸からつくられています。
中性脂肪はリパーゼという酵素によって脂肪酸に分解されて血中に流れていきます。
実際にエネルギー源として利用されるのは、この脂肪酸の方です。
内臓脂肪から放出された脂肪酸は、静脈(門脈)を経由して肝臓に流れ込みます。
多量の脂肪酸が肝臓に流れ込むと「プリン体」が過剰に分解されて尿酸値が上がるのです。
つまり、肝臓が尿酸をつくり過ぎてしまうことで通風になるのです。
※プリン体については次項で説明します
皮下脂肪型の肥満よりも、内臓脂肪型の肥満の人に通風が多いのは、
皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が遊離脂肪酸に分解されやすいからです。
ダイエットでも、内臓脂肪が落ちてから皮下脂肪が落ちはじめます。
皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が遊離脂肪酸に分解されやすいからです。
ダイエットでも、内臓脂肪が落ちてから皮下脂肪が落ちはじめます。
【要注意】中性脂肪の数値が高いとなりやすい3つの病気
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尿酸とプリン体の関係
古い細胞(核酸)が分解されるときに「プリン体」ができます。
さらにプリン体が肝臓で分解されると、これ以上分解できない「尿酸」になります。
痛風患者のほとんどが男性なのは、もともと血中の尿酸が多いからです。
女性に痛風が少ないのは、女性ホルモンに尿酸値を下げる作用があるからです。
プリン体は古い細胞(核酸)が分解されたものなので、食品にも含まれています。
お酒の広告で「プリン体ゼロ」と書いていますが、
「痛風の心配はありませんよ」という意味ですね(^^)
お酒の広告で「プリン体ゼロ」と書いていますが、
「痛風の心配はありませんよ」という意味ですね(^^)
まとめ
中性脂肪の数値が1000以上であっても痛風になるとは限らない。
でも「隠れ肥満」の場合には要注意。
内臓脂肪を減らせば、尿酸値が改善する可能性もあります!
中性脂肪の減らし方|食事と運動5つのポイント
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