【イライラ】コレステロールが高いのはストレスと関係があるの?
ストレスが原因でコレステロールの数値が上がりますか?
風邪ばかりではなく、ストレスも万病の元と言われていますが、
今回は、ストレスでコレステロールの数値が上がるのか調べてみました。
ストレスとコレステロールの関係
LDLコレステロールの数値を下げる目的は、動脈硬化を防ぐためにあります。
ストレスは動脈硬化を悪化させる原因にはなりますが、
ストレスとLDLコレステロール数値に直接的な関係はありません。

ただ、高コレステロール血症の人は動脈硬化になるリスクが高いので、
ストレスを受けることで、動脈硬化を悪化させてしまうことは大いにあります(^^ゞ
ストレスと動脈硬化の関係
ストレスを受けると、体内ではストレスホルモンが出て対処しようとします。
ストレスホルモンは1つではなく、何種類ものホルモンが分泌されるのです。
心臓を活発に動かし、脈を早くして血圧を上げます。
これは体が危険を察知したときに、素早く回避できるようにするためです。
これは大昔に人間が野獣から身を守るための名残のようですね(^^)
現代では野獣に追い回されることはありませんが、
精神的ストレスでもストレスホルモンが分泌されてしまうのです。
精神的ストレスは長期間続くものなので、ストレスホルモンが分泌され続けます。

ストレスで長期間血圧が高い状態が続くと、血管の内皮が傷ついていきます。
内皮とは血管の内側を覆っている細胞で、動脈硬化はその内皮の傷からはじまります。
体は内皮の傷を修復しようとしますが、その修復の過程でコレステロールが沈着したり、
元通りにならずに、デコボコに修復されたりすることで動脈硬化になってしまうのです。
つまり、ストレスホルモンが出ないような生活がよいということですね。
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コレステロールと副腎皮質ホルモンの関係
ストレスホルモンの代表的なものが「副腎皮質ホルモン」いわれるものです。
このホルモンは医薬品としても使われていて「ステロイド剤」と呼ばれています。

ステロイド剤は炎症を鎮めたり、アレルギー反応を抑える作用があります。
このステロイド剤を長期的に使用すると、コレステロールが上昇することがあります。
ステロイド剤は、肝臓でコレステロールが合成されるのを促進する作用があります。
【無意味】コレステロールが高い!食事制限の効果がでない理由
まとめ
ストレスとコレステロールの数値には直接的な関係性はありませんが、
コレステロールが高い人がストレスを受けると動脈硬化のリスクが高くなる。
また、ステロイド剤の長期的な使用でもコレステロールが上昇することもあります。
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